手汗が原因で手をつなぐ事ができない・・・



手汗で悩む人って、意外と多いようです。

特に、異性と手をつなぎたいと思っている年頃の人達に、本気で悩んでいる人が多いようですね。
そう、いわゆる思春期の子たちです。


”手に汗握る”という言葉はご存知だと思いますが、本来は、手汗が出るのは緊張したり、ストレスを感じたりした時なんです。

ただ、緊張する場面でも手汗がほとんど出ない人もいますし、というより、手汗が異常なほど出る人のほうが少ないでしょうね。


手汗の原因は実はよくわかっていない



手汗が多いのは、いわゆる多汗症と呼ばれているわけですが、これの原因はよくわかっていないのが現実です。

ただし、発汗は「自律神経」が関わっている事はわかっているので、何らかの原因で自律神経が不調に陥っているんです


自律神経というのは”交感神経”と”副交感神経”の2つの神経のことで、この2つの神経は、体の状態に合わせて常に天秤のように、バランスを取っています。

例えば、野球選手がチャンスにバッターボックスに立った時は、緊張して興奮状態になるためにアドレナリンを出そうとします。
これは、交感神経が上回っている状態。

しかし、上回り過ぎると気を失って倒れちゃうでしょうから、その反面として副交感神経が気持ちを落ち着かせ、冷静さを失わないようにしている、というわけです。


自律神経が正常なら、様々なシチュエーションで交感神経と副交感神経のバランスが取れているのですが、特に何もしていないのに手汗がひどい人は、様々な原因で自律神経が不調に陥っていると思われます。


発汗をつかさどる自律神経がポイント



”手汗は原因がよはっきりしない”というのは、人それぞれで自律神経の不調の要因が違うからですが、じゃあどうにもならないのかといわれると、多汗症の手術(ETS)をする以外には、自律神経を正常化させるしかないでしょう。


自律神経がおかしくなっちゃう原因ですが、精神的には、ちょっとした事でもストレスに感じたり、大したことでもないのに大げさに自分の中で悩み続けてしまったり、そういった情緒の振れ幅が大きい人が自律神経に異常をきたしやすいと思われます。

身体的には、不規則な生活を続けていたりといった、生活リズムが一定でないことが日常化している事が原因の場合もあります。

更年期の女性であれば、閉経の予兆として真冬でも汗だくになったり(ホットフラッシュ)する自律神経の異常はよくあることです。


どれにも当てはまらないなら、遺伝という可能性もあるかもしれません。


多汗症は手術で解決可能・・・でも・・・



ただ、多汗症の手術(ETS)はあまりおすすめできませんね。

一度神経を切ると元には戻せませんし、手汗を止めるための手術をしても、副作用としてお腹や脇からの汗の量が増えたりといった「代償性発汗」が現れる場合が多いです。


実際、交感神経切除手術による副作用による、ETS被害者連絡会なども発足されていますし、手汗を止めるために他の部位からの尋常じゃない発汗は、日常生活を大変不便なものにしますし、手術したことを後悔する人も多いのです。


まだ若いのに、手汗がひどいとお悩みの方は、精神的に安定するような訓練をしたり、生活習慣を正しめたりすることが、この先の人生においても最もメリットが大きい対処法だと思います。